市川染五郎主演・舞台『ハムレット』WOWOWにて2026年9⽉放送‧配信決定!
市川染五郎が、400年の問いを更新する
デヴィッド・ルヴォー演出で立ち上がる、"いま"を生きる王子
市川染五郎主演・舞台『ハムレット』
WOWOWにて2026年9⽉放送‧配信決定!
"To be, or not to be, that is the question."
あまりにも有名なこの問いを、いま新たに響かせるのは21歳の歌舞伎俳優、市川染五郎だ。祖父・松本白鸚、父・松本幸四郎も演じてきた大役に、染五郎がストレートプレイ初出演にして初主演で挑んだ舞台『ハムレット』が、2026年9月、WOWOWで放送・配信が決定した。デヴィッド・ルヴォー演出、松岡和子の翻訳で立ち上げた本作の最大の見どころは、染五郎がこの王子をどう生きるのかという一点にある。ルヴォー自身も、今回の染五郎を「未だかつて観たことのないハムレット」「まさにこの現代を生きている人物」と語っている。
父王の急死、母の再婚、叔父が王位についたこと。揺らいだ世界のなかで、若き王子はサッカーボールを手に登場する。彼が下す"ひとつの決断"は、やがて取り返しのつかない連鎖を呼び込んでいく。『ハムレット』が400年以上にわたり古びないのは、人間の苦悩と葛藤、愛と裏切り、そして狂気――人間のあらゆる側面を描いているからにほかならない。だからこそこの物語は、時代が変わるたび"いま"を生きる私たち自身の不安や揺らぎを映し返す。今回、染五郎自身も、何を選び、何を決断するかという悩みは役と重なると語り、一心同体になっていくような濃密な時間を稽古で重ねた。過去の名演をなぞるのではなく、自らの呼吸と言葉で立ち上げる"いま"の王子。その瞬間こそが、本作の核心だ。
その相手役・オフィーリアを演じるのは、本作が初舞台となる當真あみ。映像作品で注目を集めてきた當真の透明感と繊細さが、役の純粋さと儚さにみずみずしい輪郭を与える。さらに、石黒賢、柚香光、梶原善、石川凌雅、横山賀三ら気鋭の俳優たちが集結。これまでの『ハムレット』とは異なる新たなアプローチで客席を巻き込む濃密な熱量を生み出す。世代もフィールドも異なる俳優陣が火花を散らすことで、染五郎の存在感と當真のフレッシュな魅力は、いっそう鮮やかに浮かび上がる。
そして、この舞台を決定的に斬新なものにしているのが、ルヴォーの演出だ。ルヴォーは本作をシェイクスピアと現代社会との関係を改めて築く機会として向き合っている。だからこそ本作は、誰もが知る名作をただ再現するのではなく、未来への不安と隣り合わせで生きる私たちの物語としてよみがえる。なかでも注目すべきは、その終幕である。これまでの『ハムレット』と異なる衝撃のラスト。ルヴォーだからこそたどり着いたその結末を、そして記憶に刻まれる市川染五郎の到達点を、ぜひWOWOWで見届けてほしい。
<ストーリー>
デンマークの王子・ハムレットは、父王の急死、そして直後に母ガートルードが再婚し、叔父クローディアスが王位についたことに深く苦悩していた。ある夜、ハムレットのもとに父の亡霊が現れる。自らの死はクローディアスによる毒殺だったと告げられたハムレットは、復讐を誓い、狂気を装いながら周囲の反応を探ることに。疑心暗鬼にさいなまれ、恋人オフィーリアや友人との関係も複雑に絡み合っていく中、ハムレットは芝居を利用して叔父の罪を暴こうと試みるが、その行動は悲劇的な連鎖を引き起こし......。
★放送・配信情報★
市川染五郎主演・舞台『ハムレット』
■放送・配信日:2026年9⽉WOWOW放送‧配信予定
■スタッフ‧キャスト
作:ウィリアム・シェイクスピア 演出:デヴィッド・ルヴォー 翻訳:松岡和子
市川染五郎、當真あみ、石黒賢、柚香光、梶原善、石川凌雅、横山賀三
竹森千人、吉田ウーロン太
浅野彰一、石原由宇、川原田樹、近藤隼、佐々木優樹、常住富大、伯鞘麗名、前東美菜子、水口早香、森内翔大
オンステージスウィング:栗原功平、佐々木誠
■収録⽇:2026年6⽉13⽇ ■収録場所:大阪・SkyシアターMBS公演