「Paramount+」がWOWOWにやって来た!【後編】 豊富なコンテンツの中から担当社員オススメの作品をピックアップ!
世界45カ国で展開しているプレミアムサブスクリプション型ストリーミングサービス「Paramount+」(パラマウントプラス)が、12月1日(金)より、WOWOWオンデマンドでのサービスを開始した。パラマウント・ピクチャーズ、MTV、ニコロデオン、コメディ・セントラル、ミラマックスなど世界的に有名なブランドや制作スタジオの作品が、ジャンルを問わず豊富にそろう。
今回、このサービス開始に向けて奔走したWOWOW社員3人にインタビューを敢行。前編ではParamount+のサービスを開始するまでの経緯など裏事情を、後編では3人それぞれが「Paramount+」の中からイチオシのコンテンツを紹介する。
<【前編】はこちら>
―Paramount+のオススメコンテンツ紹介の前に、皆さんそれぞれ、好きな映画やドラマ作品などを教えていただけますか?
渡邊「私の映画遍歴は、ハリウッド映画から入りヨーロッパ系に流れ、大学時代は単館系(ミニシアター)がブームだったので、そういった系統の作品をよく観ていました。WOWOWに入ってからは邦画の買い付けを担当していたこともあって、邦画を観る機会が増えました。なので今は、好きな映画は邦画が多いですね。特に『仁義なき戦い』が好きです。この作品をWOWOWで初めてハイビジョン放送した時も担当していて、特番を作ったり、すごくいい思い出がある映画です。監督で言うと北野武さんの作品が好きです。映画部所属時代に北野監督のドキュメンタリーを作ったり、思い入れもあります。新作の『首』も楽しみです」
泉「映画はどちらかというと王道のハリウッド映画や動物系、俗に"チック・フリック"と呼ばれる女子向けのコメディ、『ブリジット・ジョーンズ』シリーズや『ピッチ・パーフェクト』シリーズなどが好きで、そういった作品を観ることがストレス発散になっています。
あとは海外ドラマが好きで、『FBI』シリーズ、『CSI』シリーズなど、一話完結の事件ものがお気に入りです」
岡「好きな映画の不動は『スター・ウォーズ』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『グーニーズ』など。子どもの頃に好きだったものが今でも好きですね」
―Paramount+で見られる「ブランド(チャンネル)」を具体的に教えてください。
渡邉「主要なものを以下に挙げますね」
SHOWTIME (R)
1976年開局のアメリカのケーブルテレビ局、代表作は「デクスター」「アフェア 情事の行方」「レイ・ドノヴァン」など。
パラマウント・ピクチャーズ
アメリカの映画およびテレビ番組の製作・配給会社。代表作は「スター・トレック」シリーズ、「トップガン」シリーズ、「トランスフォーマー」シリーズ、「ミッション:インポッシブル」シリーズなど。
CBS
アメリカ三大テレビネットワークの一つ。代表作は「NCIS」シリーズ、「CSI」シリーズ、「FBI」シリーズ、「スター・トレック」 シリーズなど。
MTV
1981年開局の音楽チャンネル。現在はリアリティ番組やソープオペラなども放送する、若者向けのエンターテインメントチャンネルとなっている。
コメディ・セントラル
1989年開局のアメリカのコメディを中心としたケーブルテレビチャンネル。主な番組は「サウスパーク」など。
ニコロデオン
アメリカの幼児・児童向け番組専門チャンネル。主な作品は「スポンジ・ボブ」「パウ・パトロール」など。
スミソニアンチャンネル
歴史、科学、自然、文化などをテーマにしたドキュメンタリー、ノンフィクション系番組を放送するチャンネル。
ミラマックス
映画やテレビ番組の製作・配給で知られるアメリカのエンターテインメント企業。主な作品は映画『少林サッカー』『リプリー』『ネバーランド』など。
渡邉「以上が主要なものですが、まだまだほかにもあります。Paramount+の特徴は多様性です。映画やドラマはもちろん、リアリティ・ショーなど、それぞれに特色があるチャンネルの多彩なジャンルのコンテンツがそろっています」
泉「11月22日(水)に開催された、NiziU、BE:FIRST、マカロニえんぴつなど、人気アーティストが数多く出演するMTVの音楽アワード『video music awards Japan 2023』もお届けする予定です。これは若い世代の視聴者の皆さんにも喜んでいただけると期待しています」
―Paramount+はドラマ、映画のラインナップが豊富になるもの、というイメージでした。
泉「ドラマ、映画だけでなく、その他のジャンルにも注目作が続々登場します。アラスカの飛行機事故をひたすら追う番組など、ドキュメンタリーも番組が豊富にそろいますし、『バチェラー』『脱出おひとり島』のような内容の恋愛リアリティ・ショーも楽しめます。シルヴェスター・スタローン一家の日常生活を映し出す『スタローン・ファミリー』もおすすめです。あのシルヴェスター・スタローンが猫をひたすらめでる意外な姿や、妻や3人の娘たちから"下僕"のような扱いをされる様子も必見です!(笑)」
岡「個人的には『サウスパーク』や『ビーバス・アンド・バットヘッド』など、自分がアメリカにいたティーンエージャーの頃に見ていたブラックジョーク満載のアニメを楽しみにしています」
渡邉「もちろん、海外ドラマも抜かりありません。私のイチオシは『タルサ・キング』。シルヴェスター・スタローンがTVシリーズ初主演を果たしたマフィアもので、ストーリーも抜群に面白い。20年くらい服役して出所するも組織から追い出され、田舎町で自らギャング団を立ち上げる男の物語です。本作はドラマ『イエローストーン』などで知られるアメリカの超人気クリエイター、テイラー・シェリダンが手がけているのですが、同じくテイラーが手がけるジェレミー・レナー主演の『メイヤー・オブ・キングスタウン』も注目作。いずれもクリエイターの個性が際立っていてハイクオリティーです。どちらも40~50代の男性に刺さるドラマじゃないかなと思います」
泉「サービス開始と同時に見られる新作ドラマ『タルサ・キング』『メイヤー・オブ・キングスタウン』『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』の3作品は海外で大ヒットしており、日本の視聴者の皆さんにもきっと楽しんでいただけると期待しております。その中でも特に日本でも認知度が高く、熱狂的なファンもいる『スター・トレック』の新作はきっと人気が出ると思っています。
また、今後は女性に好まれるような作品もたくさんラインナップに入ってくる予定ですので、それも楽しみにお待ちいただければうれしいです」
渡邉「今後は、日本でいう地上波の王道ドラマ的な、CBSのゴールデンタイムに放送されている作品もラインナップに入る予定です。WOWOWの海外ドラマファンの皆さんには、間違いなく満足いただけると思います!
今後はSHOWTIME(R)のドラマがあり、Paramount+のオリジナル作品があり、CBSの人気シリーズもあれば、各国のParamount+でローカライズした作品もある、といった感じで、ドラマというジャンルの中でも多様性のあるラインナップを予定しておりますので、ぜひご期待ください」
―昔の名作映画のアーカイブもラインナップにありました。
泉「はい。『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『トランスフォーマー』シリーズ、『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『Shall we Dance?』など、映画の名作をバラエティ豊かに取りそろえています。放送と違い配信での提供となりますので、どの作品もいつでも好きな時に何度でもお楽しみいただけます」
渡邊「まだまだお伝えし切れないですが、12月開始時点から、海外ドラマ、映画、アニメなど幅広いコンテンツをたっぷりとお楽しみいただくことが可能です。その後も視聴者の皆さんの声、リクエストに耳を傾けながら、少しずつラインナップを充実させていく予定です。
ついに日本に上陸するParamount+の豊富なコンテンツを、WOWOWオンデマンドで存分にお楽しみください!」
泉「12月6日(水)には、日本ローンチパーティを企画しています(※募集は終了しています)。もっと多くの方々に知ってもらう機会をどんどん増やして、盛り上げていきたいと思います。ぜひご期待ください!」
<【前編】Paramount+とは? WOWOWとの関係性とは?を語る!>
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https://wod.wowow.co.jp/genre/ParamountPlus
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「Paramount+」は、Paramount Pictures Corporation の登録商標。