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WBA、WBC世界フライ級タイトルマッチ 寺地拳四朗対リカルド・サンドバル

18度目の世界戦に臨む寺地

 2階級で2団体王座統一を果たした寺地拳四朗(33=BMB)が、リカルド・サンドバル(26=アメリカ)を相手にWBA、WBC世界フライ級王座の防衛戦に臨む。
 寺地はアマチュアを経て2014年8月にプロ転向を果たし、3年足らずでWBC世界ライト・フライ級王座を獲得した。この王座は8度の防衛を果たしたが、矢吹正道(LUSH緑)に10回TKO負けを喫して陥落。半年後の再戦でベルトを奪回すると、初防衛戦でWBA王者の京口紘人(ワタナベ)を7回TKOで下して王座を統一。その後、アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)、ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)、カルロス・カニサレス(ベネズエラ)を退け、最強を証明すると王座を返上してフライ級に転向した。
 その初戦でクリストファー・ロサレス(ニカラグア)に11回TKOで完勝。今年3月にはWBA王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)と拳を交え、激闘のすえ最終12回TKO勝ちを収めている。
 左ジャブと巧みな位置取りで相手を翻弄しながら好機には右ストレートから一気に仕留めにかかるボクサーファイター型だが、ライト・フライ級時代の後期にはリスキーな打撃戦にも応じてきた。今回の試合を前に寺地は「被弾を減らしたうえで圧倒して勝ちたい」と話している。
 対するサンドバルもアマチュアを経て2016年6月に17歳でプロデビュー。2019年にゴールデンボーイ・プロモーションと契約してからはジェイ・ハリス(イギリス)、カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)といった強豪との対戦が続いたが、これらをクリア。ダビド・ヒメネス(コスタリカ)とのWBA暫定王座決定戦は僅差の判定負けに終わったが、2023年以降は6連勝(3KO)と好調を維持している。
 身長168cm、リーチ170cmとフライ級のなかでは大柄で、中間距離での打ち合いを好む傾向があるが、相手の打ち終わりを突くのも巧みだ。
 戦績は寺地が26戦25勝(16KO)1敗、サンドバルが28戦26勝(18KO)2敗。

TALE OF THE TAPE データ比較


  寺地拳四朗 リカルド・サンドバル
生年月日/年齢 1992年1月6日/33歳 1999年2月5日/26歳
出身地 城陽市(京都府) モントクレア(アメリカ カリフォルニア州)
アマチュア戦績 73戦57勝16敗  
プロデビュー 2014年8月 2016年6月
身長/リーチ 164.5cm/163cm 168cm/170cm
プロ戦績 26戦25勝(16KO)1敗 28戦26勝(18KO)2敗
KO率 62% 64%
獲得世界王座 WBA、WBCライトフライ級
WBA、WBCフライ級
 
世界戦の戦績 17戦16勝(11KO)1敗  
戦闘スタイル 右ボクサーファイター型 右ボクサーファイター型

◆[WOWOW エキサイトマッチ 放送・配信情報]◆


エキサイトマッチSP
WBA・WBC世界フライ級タイトルマッチ
寺地拳四朗 vs リカルド・サンドバル

※放送・配信内容変更のお知らせ
当初ご案内していた放送・配信カード「セバスチャン・フンドラvsキース・サーマン」はフンドラの拳の怪我により、興行自体が延期となりました。ご了承ください。

10/27(月)午後9:00 WOWOWライブWOD

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寺地 拳四朗 NAOKI FUKUDA、リカルド・サンドバル GettyImages

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